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NEO
★4月29日(祝)
板橋グリーンホール(18:00)
松尾永遠&華名vs井上京子&井上貴子
★5月5日
後楽園ホール(12:00)
華名vs高橋奈苗
上記決定試合告知も兼ねて日記。
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この数日間ほど、華名ブロを停止していました。
理由はファン意識を超越して、極個人的な私への感情レベルでの嫌がらせが以前よりあったのですが、残念ながらより感情的に攻撃的に表面化して私にとっては嫌がらせというべき事が起きていました。
とり合えず、沈静化する兆しと多方面へ相談した結果色々とご協力を得る事が出来ましたので再開させていただきます。
但し当分コメントは差し控えさせていただく代わりに、意見の受け皿として、 info@kana-kana.jp にて受付いたしますのでコチラへよろしくお願いいたします。
ご心配くださった皆様ご迷惑をおかけいたしました。
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今回はNEOの話し。
自分の試合の告知をするために、参戦団体のHPをたまにチェックするのですが、NEOのHPを見ていると否が応でも気になるNEOの社長“甲田”さんのブログ。
ポチっと押してしまうんですが、内容もまた気になる発言が多い(笑)。
私もアグレッシブな発言を日記で振りまいておりますが、甲田さんも短文ながら意味深で団体の社長レベルの発信と考えるとプログレッシブでアグレッシブ!
読んでいると全体的に何を言いたいのか、訴えているのかということが良く解ります。
甲田さん以下NEOの素晴らしいところは女子では1~2を争う大団体でありながら、“挑戦的”な思想のコンディションを崩さないところにあると思います。
私も過去の日記などで度々書いていますが、甲田さんもプロレスの発信側としてどんなに質が向上しても平均的、画一的な業界になることがマイナスを帯びる可能性を感じているのだと思えます。
質が向上して平均的な底上げと、画一的な生産は本来合理的に思えますが、合理的こそ“物”ではない“人”が形成するマーケットにおいてはマイナスというパラドックスが成り立つ場合があります。
なぜならば、見慣れている少数の方の満足と比較的ライト層では満足を得るポイントが違います。
見慣れている方は雑誌等のメディアにも目を通しますし、メディアを作っている方もプロレスが好きで入った業界な訳で、取り分け自分自身を満足させる試合内容こそが良い内容だと判断する場合が多いように思えます。
雑誌まで目を通す比較的コア層は記事に賛同もすれば反論もする。
しかし、その中でグルグルと回っているのは一部のコア層だけがサイクルしているだけに過ぎないのです。
昔の雑誌に目を通せば、以前の雑誌等のメディアはまだ、業界自体、プロレス自体が発展途上だったため、コア層向けというよりもより大衆的な観点からメディアとしての責任を発信していました。が、現在では熟成された業界を知ったコアな人々が職としてプロレスメディアへ参集する為、客観視ではなく主観的かつ自己昇華的内容が多くなってきていると思われます。
コレはまさしくゲーム業界と同じことが起きているではありませんか。
ゲーム業界は同じようなベクトルを辿った結果末期的症状になりました。
自分が好きなものしか認めない。
任天堂が嫌いだからWiiもDSも嫌い。
任天堂が好きだからWiiとDS以外は嫌い
SONYが嫌いだからPSは嫌い。
SONYが好きだからPS以外認めない。
マイクロソフトが嫌いだからXboxは嫌い。
マイクロソフトが好きだからXbox以外は嫌い。
コレってゲームが好きじゃなくただのハードとメーカー好きですから。。。ゲーム愛じゃないやん。
私は“ゲームが好き”だからどのハードがシェアを握ったって構わない。。。ただ、本当に面白くてクリエイティブなゲームが沢山生まれてくれることをいつも心待ちにしています。
各ハードが各々個性を発揮して切磋琢磨して競争するからこそ互いの各ハードで良作がより生まれる環境が生成されます。
RPG(ドラクエやFF)好きが高じてゲーム業界に入った。作りたいゲームはRPG。。。世の中(日本において)どれほどRPGが蔓延してしまったのか。
一握りのユーザ以外は置いてけぼりでした。
どんどん複雑になる操作のゲーム。
一握りのユーザ以外は置いてけぼりでした。
そこに従来では非常識と呼ばれてもおかしくはないイノベーションで結果を出した任天堂。
私はなにも任天堂だけを評価しているわけではありません(実際一番好きで、一番遊んでいるハードはXboxです)。
本当に大切なポイントは“前進的発想”に基づく思想が根底に根ざしているのかという事だと考えます。
任天堂はなにも従来のコア層(コア層を多数生み出したのも任天堂ですが)を蔑ろにしたのではなく、今まで掬いきれなかった一般層にアプローチしてマーケットが今まで以上に広がれば、コア層にもフィードバックできる環境が整いやすくなります。
あのまま市場がどんどん狭まり行く先はコア層さえ窮屈になる市場になった可能性があります。一度市場を再構築して血流を促進した市場ではどちらが健全なマーケットか明らかです。
甲田さん率いるNEOがチャレンジしていること、それはプロレス界一カジュアルなアイスリボンのカードを大胆に組み込んだりしつつも、そして従来のプロレスファンやこれからのファンへのアプローチもブレることなく京子さん、田村さん等王道の布陣も用意している点です。
甲田さんのブログを読む限り甲田さん自身もイノベーションの必要性を感じているようです。
今までの手法では極一部へのアプローチにしかならず、女子プロ界の発展的、前進的展望の視点の中で市場拡大の無理を感じているのでしょう。
解から導き出す方程式もあります。そして、NEOにはその“解”がブレていないのでしょう。
常にチャレンジしている姿勢は私のソレと一致し、共感が生まれます。
全ての団体が同ベクトルを見つめるのではなくNEOがしようとしている事、JWPがしようとしている事、WAVEがしようとしている事等、団体の思想を汲み取り、各団体が目指すその先へ、私の出来うる限りの力で協力させていただき、一緒に歩みその先にあるものを見て生きたいと思っています。
そして、私も復帰後は個をブラッシュアップさせたスタイルにモーフィングさせていますが、更に個を打ち出し、他の誰でもない華名としての“役割”をまっとうしていきます。
JWPやWAVEの私的考察は次の機会に!
◆大阪芸術短期大学部卒業後、広告代理店でデザイナー となる。
◆2003年6月プロレス団体アルシオンに練習生として入 る。
◆デビュー戦…2004年6月16日
東京・後楽園ホールにおけるvs玲央奈
◆タイトル歴…全女タッグトーナメント04準優勝
(パートナーは堀田祐美子)
◆得意技…ロマンアタック、ロマン固め、ロマティストプレス
◆プロレス引退後、デザインオフィス設立
◆2007年9月22日 VS高橋奈苗でプロレス復帰